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目次

  1. 白糸の滝
  2. 弁天池
  3. 黒岩
  4. 鹿井手
  5. 白水の池

  6. もどる










 この源流を訪ねては、尋ねてが本当かもしれません。

 地図を見ながらあちこちを巡って自分で源流を発見した時はなんとなく嬉しいものです。
 逆にもう少し奥なんだがなという所で帰りの時間も考えて断念したり、進めなくなってしまうことになると本当に残念な気持ちになります。

 今回は、自分で探したのではなくて、庫本先生に案内していただいたところを紹介します。さてと、秋吉台周辺は、別に源流なんて探さなくても森の中を歩くだけでもいいし、秋にはキノコを探しても楽しめるところです。

 ただ事故対策だけは十分にしておきたいですね。このごろは携帯電話もあって連絡をとるには本当に便利になりましたが、岩場は多いしコケなどで滑らないように注意しましょう。ヘビも注意したいところです。
 それから、夏はやっぱり虫除けスプレーは必需品ですが、案外と環境破壊に関係するのかもしれませんので多用はやめたほうがいいでしょう。虫は、アブがやっぱり多いです。(それだけ水がきれいということでしょう。)森を歩く時はスズメバチの羽音や偵察には気をつけましょう。
 植物は、ウルシやハゼの葉の特徴は知っておきたいものです。

 それではでかけましょう。目次の下のそれぞれの場所をクリックしてください。画像は少し大きなものが必要でしたら画像の上をクリックしてください。

 なお、このページを印刷するのはインクが無駄になりますからやめたほうがいいですね。(たぶん、わかっていらっしゃるとは思うし印刷する人はいないと思いますが・・・念のため)


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白糸の滝 画像インデックス
アジサイ 途中にあった橋 ガクアジサイ 金属光沢のあるアリ
調査 CODテスト結果 ペーハー 調査中 谷川 観察
滝の上 滝の中ほど 滝の下 滝壺になるところ
滝の音 やや下がった小川の音
 白糸の名前のとおり、糸が無数にあるように見える滝でした。水しぶきでしょうか霧状のもやもかかっていて幽玄の世界。滝自体は美しいのですが滝壺の水は白く濁っていて清冽なというイメージではなかったように思います。でもこのあたりの水はほとんどがこのように濁っていましたから汚れているわけではないようです。
ペーハーの値が高かったのですが上流で護岸工事を行っていましたからコンクリートの関係も疑ってみる必要がありそうです。
 やや下がったところで生物を探してみました。水棲昆虫がほんの少しとサワガニを見ることができました。
 夏には流しそうめんのお店も出ていましたし無人ですがお土産の店もありました。
 <調べてみませんか>
 ●水にさわってみる。●ペーハーを測定してみる。●CODの測定をしてみる。
 ●生物を探してみる。(少し下にいくと階段があって小川の横に降りることができます。)
 ●飲んでみる(もう少し上流にあがったほうがいいでしょう。キャンプ場がさらに上にあります。)
 ●さらに上に上がってみる。
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弁天池
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解説 成分解説 弁天池の解説 弁天池 弁天池 弁天池
測定中 調査 ペーハー 弁天様の水をいただく わき出る水 水面に映る空 水がわきでるところ 庫本先生を囲んで 庫本先生
紅藻の一種 サンインマイマイ ツクシマイマイ シーボルトコギセル 魚 泳いでいた魚 スジマキカワニナ スジマキカワニナとカワニナ
 エメラルドグリーンというのはこんな色でしょうか。大変美しいこじんまりとした池です。弁天様から授かった水ということでその名があるようです。池の奥には神社が、またその左手前には水の成分や由来を書いた看板がたっています。水がくめるようになっていて、ひっきりなしに水を汲みにくる方たちでにぎわっていました。水は大変に冷たく、おいしいです。県下の3つの名水の中では一番とか聞きました。ここではインタビューなどをしてみたので紹介しましょう。
インタビューその1 インタビューその2 水の宣伝というかなんというか
<調べてみませんか>
●水にふれる ●水を持って帰って飲み比べてみる。においはどうだろう。 ●温度を測定する。(季節を通して変わらないのかな?)●CODやペーハーを測定してみる。
●スジマキカワニナの大きさを調べてみる。
●石についている茶色のものはなんだろう?(水のわきでる所にはなぜ茶色になっていないのかな?
●時々泡が出てくるのはなぜだろう? ●少し下の森にいるシーボルトコギセル(キセルガイの仲間)について調べてみよう。 ●マイマイ(カタツムリ)は、この付近には何種類いるんだろう?
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看板 歩いて移動中。 蝶が群がっていました。 水源の上へ 洞窟の手前で水の流れを探しているところ 洞窟の奥 COD 水口 ペーハー 水神
 まずは道案内から。
 水上のわくわく村の看板があるところに分かれ道があって中尾洞の方向に向かうと川に行き当たります。そこを左におれて数メートルで分岐があるところを右に進み橋を渡ってさらに森の中に上がっていきます。いったん上がって下ると小さな橋があります。その橋を渡って左に土手のようなところを奥に進みます。 じきに水神様の祠(ほこら)があって、その少し上のところから水が勢いよく流れ出ていました。ここの水は弁天池と同じように透明でした。さらに奥に進むと縦に細い洞窟があり縦に下のほうに穴が開いていました。石をほうりこむとかなり下で音がしましたから深いようです。水は冷たくておいしかった。
<調べてみませんか>
●手でふれてみる。●飲んでみるにおいをかいでみる。●温度・ペーハー・CODを測定する。 ●本当に弁天池と同じように透明なのだろうか? ●ここより上の鹿井手では水は白くにごっているのになぜここはにごりがないのだろうか。 ●奥の洞窟は深さはいくらあるのだろう? ●水温はいつも変わらないのだろうか。●すぐ下で水がたまったところでは魚の姿があったが何という種類だろう?●小川のせせらぎの音が何種類か。この音だけで音楽が作れる?
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少し上の水のない川底
龍元洞 龍元洞 龍元洞 龍元洞
鹿井手 COD ペーハー 捨てられたゴミ 2

 嘉万から鐙峠(あぶみとうげ)にさしかかる前に橋があります。その場所より谷川に降ります。この谷川には水が流れていませんが蛇は出そうな雰囲気がありました。しばらく下ると洞窟がありました。龍元洞というそうです。下にたまった水は白く濁っているのは他と同じでした。さらに谷川を下ると鹿井手(かのいで)の湧水がありました。もっともここの水は大正洞の中を流れてきた水が出てくるということで厳密には湧水ではないかもしれません。この谷川の上の方に道路が走っているせいか、空き缶やいろいろなゴミが散乱していて、それまでゴミを見なかったせいか、これはひどいなと思いました。生物はイトトンボの仲間(羽根が茶色で腹部には緑色の光沢がある)・サワガニを見つけることができました。
<調べてみませんか>
●水にふれてみる。●温度・ペーハー・CODを測定して他と比較してみる。●生物を探す。(サワガニはいましたが、水棲昆虫は?)●ゴミについて考える。●イトトンボの動きを調べてみる。
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池 30 水神 測定中 pH
 白水の池の名のとおり、水が白っぽく見える池です。池の中央左奥には洞穴があってずっと奥に続いているそうです。そこから水が流れ出しているという話でした。正面右には水神が祭ってあって通り道はやや水没していましたが正面まで行くことができます。水量はかなり豊富でした。この付近の田畑の灌漑に使用されているそうです。秋吉台周辺で、このように白くにごった水が出る場所もあれば透明な水が流れ出る場所もあることに改めて不思議さを感じました。
<調べてみませんか>
●手や足でふれてみる。(飲むのは色からして難しいでしょう。)●水温・pH・CODなどの測定。 ●生物を調べてみる。(カワニナがたくさん見られました。また、わずかですが土手では小魚が見られました。なんという種類の魚でしょう?カワニナのサイズはどうかな?)●水神の祠を管理している方に話を聞いてみる。由来はどうなのかな?●どんなふうに水が利用されているのかな?●白い色の原因は何だろう?
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