庫本先生のお話

 2000年8月1日に小・中学生を対象とした源流巡りがありました。
 その時にガイドしていただいた庫本先生が子供達にお話しされる場に立ち会うことができました。
 以下はその時のメモから。でも、もう一度聞いてみると先生の話とは、少しだけ違っていました。さてと、どこが違っているかな?
●話の一部の再生 kuramoto.mp3(294K)

庫本先生 今日は源流を探るということでしたが、秋吉台の周辺にはこのような湧泉(ゆうせん 水がわき出る泉)がいっぱいあります。

 このむこうにも水がどんどんわき出る青池(あおいけ)があります。色が青いのでそう言います。このような所がたくさんあります。

 それが元になって全部厚東川に流れていきます。このようにして流れていく川を泉源川(せんげんがわ)といいます。泉を源に持つ川といういうことからその名前があります。その水が厚東川に流れて最後には宇部に流れていきます。

 この水を宇部の人たちは飲料水に使っています。それで上流に住む人たちは、それを汚さないようにしようと大変気にかけています。といっても私たちの生活が今のような生活ですから、たとえば洗濯の石鹸の泡が流れています。

水の神様  そういうことで我々の生活を考えないといけません。

 それでこの機会にみなさんにも考えてもらえたらと思います。

 昔の人は神様を祭っていました。今日も行ってもらったいろいろな所に必ず神様が祭ってありました。実は、水は神様だと考え大事にしていたのです。そのことももう一度私たちで考え直してみましょう。また機会があったらこちらにおいでください。


Copyright(C) Kuramoto, Mihata and Iwata

もどる
inserted by FC2 system