前に作ったスカイラインもそうでしたが、ノリ付けに加えて差し込み部分があるのがこの作者の方の特徴です。
材料や用具など
紙は、エプソンのマット紙。接着剤はコニシ株式会社のボンド木工用速乾。他はハサミ・デザインカッター。定規。インクの出なくなったボールペン(これは折り線をなぞって折り曲げやすくするのに使います。)
作例では中央のボディ部分から張り付けていって胴体を完成し、その後でフェンダーとタイヤを接着した後、それを差し込むという手順をとりました。
ちなみに差し込む部分はボディ部分に線があるのでそれをデザインカッターで全体を切る時にあわせて切っておきます。
さて差し込みをする時になって、これがなかなか大変でした。マット紙はケント紙にくらべてやや柔らかいせいか押しつけて入れる時に曲がってしまったりでなかなか入りませんし1つ入れると他が抜けてしまったり切り込み幅が広かったのか浮いてしまったりしました。
失敗した部分
うまくいかなかった部分を以下に紹介します。
Aの部分。すきまがあいてしまいまいました。カットする場合や接着する際にやや不正確になったのが原因です。
B・Cの部分。差し込み部分ですが上に少し浮いています。
Dの部分は差し込んだところです。切り込み幅が小さかったせいかちゃんと中まで入らずに白い部分が見えています。
Eの部分は差し込む時に押さえすぎて波打ってしまいました。ここは丁寧に。
Fの部分は少し隙間ができてしまったところです。もう少し内側に張り付けるべきでしたね。
作ってみての感想としては
手入れもなしの一発勝負で、かなりずさんな作成ですができあがった雰囲気はなかなかいいです。出来映えはフェンダー部分できまりそうです。胴体を仕上げる前にフェンダー部分からやっつけたほうがちゃんとするかなと思いました。フェアレディZ。好きな方にはこたえられないでしょうね。今回はここまで。
By KURO