90/02/09 02:27:12 OOO   【バードウオッチング】        
                    
バードウオッチング1 服装                          
 野外に出ることを考えたものであれば、特に決まったものはない。         
 基本的な注意点として                             
(1)派手な原色の服や、布ずれの音がする生地はさける。             
(2)ゆったりとして動きやすく、破れにくい丈夫な生地の服。           
(3)防寒,強い日差し,雨や風の対策は十分に。                 
(4)大きめのポケットや出し入れしやすいポケットがあるもの。          
 この他にも、季節や場所,日数によって細かい点を工夫する。           
                                        
バードウオッチング2 靴
 山に行く時の軽登山靴や水辺用の長靴                      
 ・どんな靴でも、2〜3回は、はいて靴ずれがないようにしておく。        
 水辺用は、釣用に色々な種類が出ている。                    
 他に スニーカーやスノーブーツが例としてあげられている。           
 これから、長く続ける方は、登山専門店に、まあ、ちょっという方は、底の厚い運動 
 靴か、いつも履いている靴程度でしょう。                    
 靴ずれだけは御用心。いい靴を履いてきて、みんな感心していたら、靴ずれでダウン 
というケースにならないように。                         
                                        
バードウオッチング3 携行品・バッグ
 目の前で鳥を見るのは難しいので、双眼鏡を両手で扱うことになります。      
(双眼鏡がない方でも、山歩きには両手が使えた方が、とっさの場合・・・足をすべら 
すとか・・便利です。)                             
 従って、背負うもの・・・デイバッグ(普通 ナップサックと言ってますね。)容量 
が20リットル、外側にポケットがついていて内部が2段に分かれているものが手頃だ 
とか。(スポーツ店か、釣り具屋さんでよく見かけます。)             
 他に、腰につけるバッグ(ウエストバッグ)、バッグの中の荷物をまとめる小さなバ 
ッグなども便利だそうです。                           
 ・・・A GUIDE FOR BIRD  LOVERS  鳥630図鑑    
     財団法人 日本鳥類保護連盟 ・・・・より               
                                        
バードウオッチング4 携行品・雨具
 これは、野外に出るだけにぜひとも必要。                    
 折りたたみ傘とかレインウエアがありますが、特に、たたむとコンパクトになるレイ 
ンウエアは、朝晩の冷える時にも使えます。ジャケット,バッグ,帽子などを防水加工 
しておくのも雨対策の一つです。                         
 雷が鳴っている時には、おりたたみ傘はなんとなく不安なものですし、なんといって 
もかさばるので、レインウエアの方がいいようですね。               
 でも、傘は、実は声を録音する時に威力を発揮してくれるので、捨てがたいものでも 
あります。                                   
                                        
バードウオッチング5 携行品・その他1
 図鑑とノート                                 
   図鑑のノートともコンパクトで手になじみやすいものを使用するらうにしましょ 
   う。ノートも、ある程度自分で線をひいたりして使いやすいようにしておくと  
   便利です。それと、雨に濡れることにもある程度の対策が必要。        
   バンイダー形式で差し替えが可能なほうがいいようですね。          
   表紙は、紙製はやめた方がいいようです。                  
                                        
                                        
バードウオッチング6 携行品その他2
 筆記用具                                   
 筆記用具はシャープペンシルや鉛筆が適しています。               
 ボールペンや万年筆は、水ににじまないようなものがいいのですが、インクが出なく 
なる心配があります。                              
 まあ、鉛筆が一番いいでしょうね。シャープペンシルは、つまった時や芯がなくなる 
恐れがありますから。それから、赤鉛筆(赤と青で対になったのがあるでしょう。)  
                                        
バードウオッチング7 携行品 その他3
 (日帰り程度)                                
   水筒または携帯用のポット                         
   ビニールシート・ビニール袋(これ意外と使用範囲が広いのです。いちおうゴミ 
                 などを持ち帰るのに)             
   タオル・ティッシュ・医薬品(擦り傷用や包帯程度はいりますね        
        バンドエイドも結構使います。それと、虫さされ用や、虫よけなど) 
   地図(国土地理院の5万分の一地図やガイドブック)             
 (長距離や泊まりがけ)                            
  着替え、洗面具、予備の服(セーターやジャンパー)、保健証          
                                        
バードウオッチング8 携行品その他4
 ・小さめのスケッチブックや花・虫の図鑑  いつも鳥ばかりとはかぎりませんから 
                      自然を楽しむことが目的       
 ・鳥の数を調べる人はカウンター                        
 ・小さなビニール袋やフィルムケース  ベリットや羽などを持ち帰る人      
  ピンセット                                 
 ・懐中電灯  夜にフクロウの声を聞きにいく人                 
 ・非常食  チョコレート等の菓子類                      
 ・コッヘルや固形燃料等  簡単な調理が可能                  
                                        
バードウオッチング9 携行品・カメラ
35ミリ一眼レフが便利。 望遠レンズは、ぜひとも欲しいですね。         
 次の条件を備えるものを準備                          
(1)機動性に富むもの。                            
(2)交換レンズが豊富なもの。                         
(3)ワインダーやモータードライブが付けてあるものか、つけられるもの。     
(4)ファインダースクリーンが交換できるもの。                 
   (普通のタイプでは望遠レンズをつけた時にピントがあわせにくいので、交換す 
    る必要がある。)                            
 ・レンズ F値のなるべく小さい明るいもの。                  
      環境を写す時 28〜50ミリ                    
      動きの速い鳥 200〜300ミリ                  
 ・フィルム スライド映写を目的にする場合 リバーサル・フィルム        
       ASAは64〜100程度の感度が適当               
  他にストロボ等                               
 ・三脚とレリーズ 望遠では手ぶれがおきやすいので、三脚とレリーズは必要な品で 
          す。                            
                                        
バードウオッチング10 携行品・双眼鏡
 野鳥や自然の観察には、オペラグラスよりも少し大きく倍率の高いプリズム双眼鏡  
が使用される。両眼で対象物がとらえられるので、長い間見ていても疲れにくく、立体 
視できる優れた特性を持っている。                        
 性能表示について                               
【8×30 8.3°】【7×35 7.3°】という表示について         
 8× 7×  は倍率が8倍 7倍の意味                    
        8倍は800mの遠方の物体が100mに近付いて見えること。   
 30や35は、対物レンズの有効半径がそれぞれ30mm 35mmであること。  
        数字の大きいものほど、より明るい像を見ることができる。     
 8.3°とか 7.3°は視界の角度を示しています。              
        8.3°の場合  双眼鏡から、1000mの距離の景色が計算上で 
       145mの範囲まで見えることになります。             
        7.3°の場合  128mの範囲まで見えることになります。   
 観察するのには、普通6倍から12倍のものが多く使われています。それ以上のもの 
は、像がぶれやすく視界も狭くなり、手で操作するには不向きとなりますので、注意。 
 眼鏡をかけたままで使用する人は、接眼部分にゴム目当てのついているものを使用す 
と良い。                                    
 ・・・A GUIDE FOR BIRD  LOVERS  鳥630図鑑    
     財団法人 日本鳥類保護連盟 ・・・から引用 

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