春の三田尻湾の魚(理U)[TOSHI]
 
 恒例の三田尻湾の魚調査;春(理科U)を5月13日(土)3・4限に実施しまし
た。今年は春、初夏、初秋、晩秋の4回を計画しております。理科Uの授業は3年男
子のみ5クラスありますが、今回(土)から来週にかけて実施します。
[準備]糸の結び方、ゴカイの付け方、釣ったサカナの種類・体長・釣った方法など
    を書く欄等を1枚のプリントにして配布します。(月曜日提出)
    さお等、各自が準備できるものは持って来るよう指示しておきます。
[方法]三田尻港まで各自、自転車で行き(約10分)、1時間1本勝負。
    大きいのを釣った者の勝ち。数を釣った者の勝ち。珍しい魚を釣った者の勝
    ち。釣れなかったら評価は低い(ただし、プリントに釣れなかった原因、反
    省、研究をするようになっているので、釣りの成果だけで評価しないよう工
    夫してあります)。
[釣り方]自由、ただし、自分で準備できないものは手釣り(糸にハリスとおもりを
    つけただけのもの、ちなみにより戻しもない)。これは昨年度作ったものが
    あるので、ハリスをつけ変えて使います。
[実況報告]まず、最初に釣り上げたのは、手釣り。アイナメ16cm。続いて手釣り
    メバル15.5cm。「すごーい!!ハンドパワー、ハンドパワー!!」
    手釣りに絶賛の嵐。ハンドパワーなる新語も登場。
    こんな単純な釣り方の威力にびっくり!!
    でも、だんだん投げ釣りの威力が・・・・・
    「おおっ!!、でかい!!」リールを巻く手に力が入り、みんな注目。
    「すごそ」「こりゃあでかいぞ」・・・・ハハハハ、「ばっかもーん!!」
    すごいのなんの、30cmもあるヒトデじゃないか。「おろかものー!!」
    しかし、その次はアイナメなどどんどん釣り上げた。
    おお!!またまたハンドパワー。16cmのカレイが釣れた。
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    その後、みんながんばって釣りましたが、雨のため50分で中断でした。
[結果]男子(3年4組)18人:50分1本勝負→21匹釣れました。
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    カレイ ;16cm×2匹
    アイナメ;16.5cm 16cm  12.5cm 12cm 11
         10.5cm 10cm×3 9.5cm 8.5cm 8
    ベラ  ;16.5cm
    メバル ;15.5cm
    ハゼ  ;9cm
    オコゼ ;5.5cm×2(こんなもん誰が釣ったんじゃー)
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    <番外編>ヒトデ;30cm 20cm
         ホヤ;5cm
         その他ゴミなど
[実習後記]雨で50分しか釣れませんでしたが、みんなよくがんばりました。
    やめー!!の合図にもなかなかやめませんでした。いままで釣りをやったこ
    との無い生徒も若干おりましたが、関係なく釣ります。ただ、まだ魚の量が
    少ないので投げ釣りの方が有利でした。竿を持って来なかった連中もこの次
    にはきっと持ってきます。
     この季節は初めてなのですが、夏や秋に比べてあまり釣れませんでした。
    昨年の夏、秋には手釣りでも多い生徒は10匹以上釣りました。釣りを見に
    来ていたおじさんの話(現地で生徒に諸注意をしていると、勝手に授業に入
    り込んで来た)によると、ここがあまりによく釣れると聞いた地元の漁師が
    すぐ沖で網を引いて、根こそぎ取ってしまったということですが・・・・。
    釣具店の話では、キスゴが釣れるということでしたが、アイナメばかりで、
    やっぱりその影響でしょうか?
     1年間の成果をまとめて、季節による魚の変化をまとめたいと思ってます
    ちなみに私は、釣りに関してはど素人です。初めてこの実習を始めた時には
    わが校の釣りの名人(校務技師;昔でいう用務員)小玉のおやっさんに指導
    にきていただきました。事務長さんが快くOKを出してくれたのを忘れませ
    ん。
********楽しくなきゃ授業じゃないと信じている[TOSHI]でした**
PS;今回手釣りで唯一のメバルを釣ったK君、ヒトデから始まってたくさん釣った
   S君(ピンクの靴下履くんじゃねーゾと行く前から叱らにゃならない)など、
   いつの生徒指導に名前の出る連中はこういう時力を発揮します。悪いことはし
   なくても積極性のない生徒は、すぐ諦めて釣るのをやめてしまいます。当然、
   K君、S君は、今回の実習は満点です。人間の能力というものと学校での勉強
   とのギャップをこうして時々感じます。
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**コメント**<くろ>さんのお勧めにより山口ボードより転載させていただきました。
   また、こちらへUPさせて下さいね。どうもありがとうございました。

ShoukaSon-Jyuku
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