萩明倫館

 ぼくは、萩明倫館の明倫小学校の出身です。
小学校の頃は、松下読本という副読本がありまして、松陰先生のことを勉強しました。
 いまでも、覚えていますが、教室の前に、次の2つの言葉がどこの教室にも、張ってありま した。

 一己の労を軽んずるにあらざるよりは、
いずくんぞ、兆民の安きをいたすを得ん

 万巻の書を読むにあらざるよりは、
いずくんぞ、千秋の人たるを得ん

 いまでも、心のささえとなっています。
 簡単に説明すると、自分の苦労をいやがっていたのでは、多くのひとが幸せに暮らせない。  苦労してでも、人のためにつくしなさい。
 多くの本を読まなければ、後の世に名を残すような、りっぱな人にはなれない。しっかり、 本を読んで勉強しなさい。

 一番目のことは、まだまだ自分がかわいいからなかなかできませんが、本だけは、よく読みます よ。


Yamasaki(90/03/22)
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