第２学年体育科学習指導案
１、単元 力試し・器械遊び（平均台）
２、運動の特性
（１）一般的特性
力試し
おしくら遊びは押し出したり、両足をつかせたり、身体をくすぐ
ったりして、勝敗を競い合う楽しい遊びである。
器械遊び（平均台）
いろいろな渡り方、ポーズで平均台を渡ることが楽しい運動であ
る。
（２）子供から見た特性
力試し
○ 全力を出しきることができるので楽しい。
○ 友達がはげましてくれるので楽しい。
○ 足が弱いので嫌い。
器械遊び（平均台）
○ 高さのある平均台の上で歩いたり、走ったり、ポーズを作ったり
して楽しい。
○ 持続して楽しむのは難しい。
○ 高さや渡り方に不安があるため、力に合った場で挑戦する。
３、教師の願いと援助
力試し
○ 本単元では、場の条件や、オーダーと運動の仕方の両方に焦点を
あて、勝つ喜びをみんなが味わえるようにして、学習を進めていく
考え方によるものである。
○ コートの大きさの工夫をし、力の接近した２人組みで対戦して楽
しむ。
○ すべての子供が勝つ喜びを味わえるように、対戦の工夫をしてい
く。
○ 人間関係を大切にしていく。
器械遊び（平均台）
○ 平均台では、自分の力に応じて台上を『歩く』『走る』『とぶ』
『回る』などの動き挑戦し、克服することが楽しい運動である。
○ 平均台の動きは、バランスを保ち、調子よく出来るように挑戦さ
せる。
○ ねらいの活動では、自分の出来そうな動きに挑戦する活動をす
る過程で、出来た、出来ないの判断基準を理解させるようにする。
○ 資料や記録カードを参考にさせ、少し努力すれば出来そうな動き
をめあてに持たせ挑戦させる。
○ 自分の力に合っためあてを持つことが大切であり、友達との競争
ではないことをわからせる。
４ 学習のねらいとみちすじ
（１） 学習のねらい
力試し
○ 場の作り方や、きまりを工夫して力を出しきって相手と競争して
楽しむ。
器械遊び（平均台）
○ いろいろな平均台でいろいろな渡り方や、かっこうをして楽しむ。
（２） 学習のみちすじ
力試し
ねらい 今出来る片足ずもうで、場の作り方を考えて競争する。
ねらい 場の作り方や、きまりを工夫し、片足ずもうで競争
する。
器械遊び（平均台）
ねらい 出来る渡り方やかっこうで、いろいろな平均台を渡
る。
ねらい 出来そうないろいろな渡り方やかっこうに挑戦する。
５、時間計画（総時数 ５時間）
１ ２ ３ ４ ５
10- は 力試し
ねらい⊥ ねらい⌒
20- じ
器械遊び（平均台）
30- め ねらい⊥ ねらい⌒
40-
６、学習と指導
１、学習のねらいと道筋を理解 ・バトン
は し、学習の進め方について知 用 ・ハードル
る。 ・低い台
じ ２、自分のめあてを決め、学習 ・旗
の順序や学習カードの記入の 具 ・段ボール箱
め 仕方を知る。
３、グルーピングと役割分担を
す。
学習のねらいと活動 指 導
力試し
ねらい⊥
今出来る片足ずもうで場の作 ・安全面について指導する。
り方を考え競争する。
・人遊びなどをして楽しむ。 ・ルールを守る指導をする。
・グループ分けをする。
ねらい⌒
場の作り方や、きまりを工夫 ・場の作り方や、きまりを工夫し
し、片足ずもうで競争する。 約束を正しく守らせる。
器械遊び（平均台）
ねらい⊥
いろいろな平均台いろいろな ・平均台が安全に設置させている
渡り方やかっこうを平均台を か確認する。
渡る。 ・学習の約束が守られているか観
・みんなで、いろいろな平均台 察する
。
を置く。 人を励ますようにする。
いろいろな平均台の例
・マットをかぶせた平均台
・坂の平均台
・幅の広い平均台 ｅｔｃ
・やさしい渡り方やポーズで はぞめ
Yicin-Net 松下村塾（教育）
■もどる
