90/11/30 02:32:09 くろ 指案>日常着の手入れ・編み物
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基礎事項をふまえ一人ひとりが意欲的に
学習する授業はどうあればよいか
○○支部(○○町立○○中学校)
1年 技術・家庭科(家庭生活)学習指導案
場 所 家庭科教室
指導者 ○○ ○○
1 題材 日常着の手入れと編み物
2 題材設定の理由
(1)教材観
本題材は、日常生活の中でも身近で欠かせない家庭の仕事の一つとして衣服の手
入れに関する基礎的な学習である。
汚れの種類・繊維の性質・編み物の性質を理解して、科学的な認識のもとに実践
し、一人ひとりが家庭生活をよりよい合理的なものにしていくために適切である。
(2)生徒観
一般的に家庭で日常着の手入れや編み物は、母親が一手に引き受けていることが
多く、家庭生活の中での生徒の経験の幅がせばめられているが、一方きわめて日常
的でありすぎ生徒自身も体験的にすでにわかっているとしがちであり、安易に流れ
がちである。果たして科学的認識に裏打ちされているのだろうか。
(3)
本題材では、できるだけ、身近な内容を具体的に取り扱い、日常の家庭生活に活
用できる学習活動を展開し家庭における実践の見通しが、もたらされるよう指導し
たい。
3 指導目標
日常着の汚れの種類・被服材料の種類と特徴・洗剤の種類と特徴について基礎的知
識を理解させる。
汚れの度合いや被服材料に応じて手入れや方法があることを理解させ、洗濯・染み
抜き・補修を実生活に取り入れ、実践できるようにする。
4 指導計画(計 35時間)
(1)家庭の仕事 26時間 (本時 1/26)
(2)家庭の経済 4時間
(3)家庭の生活 3時間
(4)家庭生活と、地域社会 2時間
5 本時案
(1)主題 日常着の汚れと手入れ
編み物の特徴
(2)研究主題解明の視点
実生活の中で体験した衣服の汚れと、それに対する手入れの仕方、その結果等の事
前調査をする。
自分の着用している編み物の組成表示ラベルの収集等、自分の身近にある問題を取
り上げることによって、生徒一人ひとりが興味を持ち、意欲的に学習する態度の育成
に結びつける。
(3)本時設定の意図
本題材では手入れに関する基礎的な学習を通して、手入れに対する正しい知識と技
術を習得させ、合理的な衣生活をする実践的な態度を育てるようにする。
(4)主眼
衣服を汚れたままにするとどうなるか、どんな汚れがつくか等、衣服の手入れの
必要性や、衣服につく汚れの種類、編み物の特徴、繊維の種類、取り扱い表示を理解
することが出来、実生活に生かすことが出来る。
(5)準備
編み物の衣服についている組成表示・取り扱い表示
(6)指導過程
段 階 |
学習内容 |
教 師 の 働 き か け |
指導上の留意点 |
課題の意
識化
|
本時学習課題
の提示
|
○本時の学習目標を知らせる
|
・事前指導の確
・ラベルの収集
確認 |
課題の追
求と解明
|
日常着の手入
れ
汚れの種類
手入れの必要
性
編み物の繊維
の種類と特徴
毛,アクリル
の表面
編み物の取り
扱い表示
編み物と織物
の違い |
○通学着などの日常着はどんな手入れ
をすればよいかを考えさせる。
○発表させ、説明する。
○日常着につく汚れの種類をあげさせ
取り除く方法を考えさせる。
○説明する
○衣服を汚したままにするとどうなる
か
○発表させ、説明する
○日常着などの衣服の手入れの必要性
を知らせる
○編み物はどんな繊維からつくられて
いるか、事前調査をもとに調べさせ
る
○毛,アクリルの繊維の表面、性質を
説明する
○取り扱い表示の読み取り方を説明し
読み取らせる
○編み物と織物は、組織や性質にどん
な違いがあるか発表させる。 |
・自分の経験で
表する
・正しく読み取
ているか相互
確認させる
|
学習のま
とめ
|
本時のまとめ
|
○本時の学習内容をまとめる
|
|
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