理 科 の 勉 強 の し か た 長谷川先生より
 
1.学習のねらい
 理科の学習のねらいは,「自然とのふれ合いを通して,自然界の様子や現象のしくみ
を学習するとともに,科学的なものの見方・考え方を身につけること」です.そのため
には・・・・
第1に,自然界の事物,現象に興味と関心を持ち,いろんなことに疑問を持とう
  (疑問は発明・発見のもと).
第2に,「見たり」「確かめたり」「試みたり」「つくったり」「工夫したり」
  という自然へのはたらきかけをしてみよう.
第3に,授業で学んだ基本的な事項(例えば用語,公式など)は知識として確実
  に身につけておこう.
第4に,授業で学んだことを日常生活に生かすとともに,自然と人間の関わりに
  ついて考えていこう.
 
2.理科学習の約束
 (1) 学習用具(教科書,ノート,理科便覧,筆記用具,定規,実験材料など)
  を忘れないようにしよう.
 (2) 教室移動をはやくしよう.
 (3) 実験では,先生の説明をよく聞き,方法を理解してやろう.また,器具の
  扱い方,危険防止などに気を付けよう.
 (4) 実験器具など壊れたときには,必ず先生に届けよう.
 (5) 教室や実験器具など,次に使う人の身になって後始末をよくしよう.
 (6) 問題をやって,間違ったり分からなかったときは,答えをまる写しせず,
  答えを参考にして考えたり,友達や先生に質問しよう(問題の答えよりも,
  考え方を大切にしよう).
 
3.授業の受け方
 (1) 1時間のねらいをはっきりさせて授業を受けよう(予習をしておこう).
 (2) 班などで協力して学習を進めよう(実験・観察,話合い,教え合いなど).
 (3) 実験・観察に真剣に取り組もう.
  ア 実験・観察のねらいを的確につかんで実験しよう.
  イ 失敗を恐れず,積極的に取り組み,実験方法など
   授業中に身につけよう.
  ウ 先入観にとらわれない正しい観察をしよう.
  エ 得られた結果について,その理由などよく考えよう.
 (4) よく聞き,よく考え,原因と結果の関係が説明できるようになろう.
 (5) ノートは黒板を写すだけでなく,必要事項を書き加え,自分のものにしよ
  う.
 (6) 基本的事項は確実に覚えよう.(復習をしよう).
 
4.予習のしかた
 (1) 教科書を読んで,どんなことを学習するかをつかもう.
 (2) 教科書に書いてあることで,分かることと分からないことをはっきりさせ
  よう.
 (3) 実験のしかたや,大切な用語などをノートにまとめておこう.
 
5.復習のしかた
 (1) ノートに目をとおし,書きたりないところを参考書などで補って書いてお
  こう
  その時,プリント類をきちんとノートに整理しておこう.
 (2) 教科書やノートの重要事項にアンダーラインを引くなどして,整理しよう.
  (図やイラストなどを使ってまとめるのもよい)
 (3) 練習問題などにより,どのくらい分かったかを調べよう.
 (4) 公式や重要な語句などはカードをつくったり,何度も書くなど反復練習を
  して覚えよう.また,用語は的確に使えるようにしよう
 
6.ノートの書き方
 (1) 余白を十分とり,後で書き加えができるようにしよう.
 (2) 学習内容の見出しや日付を書くようにしよう.
 (3) 下の例を参考にして,ノートの使い方を工夫しよう.
 
 
          (例)ここは省略します<くろ>
             たぶん先生が作られたものを貼られたので
             しょう。
 
7.テスト勉強のしかた
 (1) 教科書,ノートをよく読もう.
 (2) 学習したことをまとめよう(なるべく短い文章で,図やイラストなどを使
  って)
 (3) 基礎・基本(公式,重要語句など)をしっかり覚えよう.
 (4) 問題集やプリントで要点の確認をしよう.
 (5) 予想問題をつくってみよう.
 
8.理科の勉強に役立つこと
 (1) 授業だけでなく,いつも身の周りの事物・現象に
  関心を持とう.
 (2) 科学関係の本やTV番組などを見よう.

ShoukaSon-Jyuku
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