松陰魂とは

 最近、松陰先生の勉強会みたいなものがたくさんできてますが、ぼくは、松陰魂と いうものを次のようにとらえています。

新たなるものへの挑戦
 松陰先生は、日本全国を歩いて、いろいろなところで、勉強されました。とくに佐久間象山先生のところで学び当時の日本の置かれている現状について知りました。

 当時のアメリカイギリスフランスなどは、植民地政策をとり、アジアやアフリカをどんどん植民地化していました、中国では、南京条約で諸外国の食いものにされ、アヘンによって、侵されていました。
 このままでは、日本は、中国と同じ運命をたどるのではないだろうか。
 どうしたらよいか、迷った松陰先生は、まず外国のことを知らなければ、どうしようもない。  そこで、ペリーの黒船に乗って、密航し、外国のことを勉強してこようとしたわけです。しかし、失敗に終わりました。
 そして松下村塾での弟子達が後の世にこの松陰先生の意志をついで、外国にいって、いろいろな知識を得て帰るわけですが、。
 新たなるものへの挑戦
というのは、ちょっと違うかもしれませんが、これが、松陰魂だと思うんです。困難なことにでも、挑戦していく姿、自分のためではなく、世の人のため国のために、何かをする姿これが、松陰魂だと思うんです。


Yamasaki(90/03/22)
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